XSERVERの管理パネル操作方法
WordPressを設置したサーバーの管理方法に関するお問合せを頂く事がおおいので、こちらで主だった機能の設定方法を解説します。

サーバーパネル

「XSERVERアカウント」からログインすると、こちらの画面、「サーバーアカウント」からログインすると次の画面が表示されます。
この画面が表示されたら青枠の「サーバー管理」をクリックします。

サーバーパネルにログイン出来ました。
XSERVERでは複数のドメインを登録できるので、最初に操作したいドメインを選択します。
青枠の「設定対象ドメイン」から、お客様のドメインを選択し、「設定する」をクリックします。
ドメインを一つしか登録していなくても契約時に割り振られた「x*******.xsrv.jp」というドメインもあるので、対象ドメインの選択は必ず行って下さい。

数秒のうちに緑枠内が対象ドメインに変わります。
変わった事を確認したら次の操作に移ります。
あまり知識の無い方があれこれ操作すると、それが原因でHPに影響を及ぼす事ありますので、今回は以下の機能に限定して解説します。
基本的には全てを理解している専門の方が行う事が望ましいのですが、この設定一つでプラグインの不具合が解消される場合もございます。設定に関しては自己責任で行って下さい。
WordPressセキュリティ設定
PHP Ver.切替
WAF設定

WordPressセキュリティ設定
国外IPからのアクセスを制限したり、不正なログインを制限する等、WordPressに関するセキュリティを向上することができます。

国外IPアクセス制限設定
「国外IPアクセス制限設定」には
- ダッシュボードアクセス制限
- XML-RPC APIアクセス制限
- REST API アクセス制限
- wlwmanifest.xml アクセス制限
と、4項目ありますが、海外からの更新作業や・WordPressの管理を行う場合を除いて、全て「ON」にする事を推奨します。
ダッシュボードアクセス制限とは、WordPressログインページへのアクセスを制限する機能です。
XML-RPC API・REST API・wlwmanifest.xml とはWordPressにログインせずに、記事を投稿出来る機能の事で、その機能を制限します。
基本的には全てを理解している専門の方が行う事が望ましいのですが、この設定一つでプラグインの不具合が解消される場合もございます。設定に関しては自己責任で行って下さい。

ログイン試行回数制限設定
「ログイン試行回数制限設定」は文字通り管理画面ログインの際に複数回失敗するとログインを制限する機能です。
「ON」にする事を推奨します。
WordPressのセキュリティプラグインにもこのログイン試行回数制限の機能を持ったものもありますが、「ON」にする事を推奨します。
基本的には全てを理解している専門の方が行う事が望ましいのですが、この設定一つでプラグインの不具合が解消される場合もございます。設定に関しては自己責任で行って下さい。

コメント・トラックバック制限設定
コメント・トラックバックに関する制限ですが、一般的には2項目ともに「ON」にする事を推奨いたします。
当方では海外からのコメントが全てスパムとは考えておりませんので、コメントの表示を承諾式として、国外IPからのコメントは制限しておりません。
基本的には全てを理解している専門の方が行う事が望ましいのですが、この設定一つでプラグインの不具合が解消される場合もございます。設定に関しては自己責任で行って下さい。

PHP Ver.切替


PHP Ver.切替
PHPとは、WordPressが作られているプログラム言語です。
PHPのバージョンを新しくすると古いバージョンのWordPressに不具合が生じるケースが多々あります。
非推奨となっているバージョンのPHPはサポートが終了しているので、新たな脆弱性に対して修正を行っていません。
非推奨のPHPバージョンでしか正常に動作しない場合は、WordPress・テーマ・プラグイン全体を見直してPHP推奨バージョンで正常に表示されるように改善する事が望ましいです。
常にWordPress本体・デザインテーマ・プラグインが設定されたPHPバージョンで動作する事を確認して下さい。古いくても新しくても不具合を起こす可能性があります。特に使用テーマ・プラグインのバージョンアップを行った際は必ず表示確認を行い、そのテーマ・プラグインが設定PHPバージョンに対応していることを確認して下さい。
基本的には全てを理解している専門の方が行う事が望ましいのですが、この設定一つでプラグインの不具合が解消される場合もございます。設定に関しては自己責任で行って下さい。

WAF設定

WAF設定
WAF(Web Application Firewall)とは、有害な可能性のあるアクセスを感知する機能ですが、不正アクセスを100%防御できるものではありません。
各項目の詳細説明は省きますので、詳細を知りたい方は各々検索してみて下さい。
設定を変更すると、その変更が完了するまで最大約1時間かからる場合がありますので、設定変更の際のテストに関しては時間に余裕をもって行う必要があります。
WAFを全てONにした状態で、メールプラグインに送信不具合が発生した事があります。現在は改善されているようです。また他のレンタルサーバーでもWAFのサービスがありますが、全て同じ挙動になるという事ではありません。
基本的には全てを理解している専門の方が行う事が望ましいのですが、この設定一つでプラグインの不具合が解消される場合もございます。設定に関しては自己責任で行って下さい。

サーバーパネルは常に変更されていきますので、画像と合致しない事があります。
設定の変更によって不具合が発生しても一切の保証は出来ません。設定変更は自己責任で行って下さい。
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